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2020.07.03

  • ATV
  • PART, ACCESSARY & WEAR

2020 Can-Amカンナム OUTLANDERアウトランダー Xmr 1000R TKKYデモ車両

 

 

2021 Can-Am OFF-ROADが発表されました!

https://can-am.brp.com/off-road/us/en/

 

例年であればこのタイミングでNEWモデルの紹介をさせてもらうところなんですが、2021モデルではATVの変更点がほとんどありませんでした。

なので、今回は現行2020モデルのOUTLANDER Xmr 1000R  TKKYデモ車の紹介をさせていただこうと思います。

 

 

 

▲元々付いていたオーバーフェンダーは外しました。

狭い場所を通る時に壊れてしまうので、、これもシュッとしてカッコイイかも。

 

 

 

▲2020から採用された新型メーター 情報量も多く、分かりやすい表示です。

 

 

 

▲メーターの操作スイッチも、シートの近くに移動されているので素早く表示の変更が可能です。

ハンドルには、車体の傾きがキツくなった際役に立つ、トラバースバーを装着しました。

ウインチをワイヤレスで操作できるリモコンも最高に便利です。

 

 

 

▲ハンドガードも後付けで装着。今回はブラックにしてみました。

 

 

 

▲スロットルはiTC電子制御スロットルになります。レバーの操作感が軽くて、親指が全く疲れません。

エコ、ノーマル、スポーツの3つのモードから選択できます。

 

 

 

▲ショックは2019モデルよりもダウングレード?されてしまったFOXの1.5 PODIUMになります。

ダンパーの調整機能なしのシンプルなショックになります。

これは予想ですが、Xmrのようなマッドコンディションの走行にフォーカスしたモデルにはこちらの方が適しているというメーカー側の判断なのかなと思います。

 

実際に走行してみると少し柔らかめなセッティングになっていて乗り心地も良いし、悪路でのトラクションもかけやすくて必要十分な性能だと感じましたね。

トライアルっぽい走り方には適したショックです。

 

ただ、ハイスピードでコーナーを攻めるような走り方をしたいライダーにはソフトすぎて減衰力が物足りないと感じるかもしれません。

 

 

 

▲リアのヒッチ部には、スノーモービル用のJ型フックを取り付けてます。

これが便利で、仲間のウインチをひっかけるのにも、牽引するのにも活躍します。

 

 

 

▲マフラーはヨシムラのスリップオンエキゾースト。

さすが純正アクセサリーパーツ。スタイリッシュなデザインと、うるさすぎないけど気持ち良い音質がバランス良くできています。

 

 

 

▲リアのストレージには予備のドライブベルトとWARNのスリングや滑車のキットを収納してあります。

 

 

 

▲こちらも便利なアイテムLinQリンクツールホルダー。

2個でワンセットになります。スコップやバールなどの長い物も、写真のような細かい物も、自在に固定できるので使いやすいです。

オススメは使用頻度の高いスリングを束ねた状態で固定しておくこと。

ウインチ をかける時の作業がスムーズに行えますよ!

 

 

 

▲これは新しいパーツで、ski-dooのLinQリンクシステムとの共通のバッグを取り付け可能になります。

 

▼おかげで、スノーモービルに付けているオリジナルのペリカンケースを取り付けできました。

 

 

 

 

▲タイヤはTKKYのデモマシン専用に使って3シーズンが経過したものになりますが、まだまだ使えそうです。このITP Cryptidタイヤは本当にタフで長持ちしますね〜

このタイヤが標準装備になっているXmrって本当にお買い得だと思いますね!

 

 

 

▲樹脂製のアンダーガード。

厚みがあって性能も十分だし、アルミのガードに比べてかなり軽量なのでオススメです。新車購入時での装着が理想ですよね。

 

 

 

▲ウインチのワイヤーをシンセティック(繊維)タイプに交換してあります。

それに合わせてフェアリードもローラータイプではなく、スライダータイプに交換しました。

これによって、ウインチ を手動で引き出すのが軽くなり、スピーディーにワイヤーを伸ばすことができます。

 

 

 

▲今シーズンは実験的にスタビライザーを外して乗っています。

コーナーでの安定感が大きく損なわれるのであまりオススメできませんが、悪路での走破性が高まる場面があるのでやってみました。

 

 

 

▲これはスタビを外したおかげで、リアの片方が丸太を乗り上げた状態でも車体がフラットに保たれています。

 

 

 

▲左のフロントがかなり浮いていますが、もしこの場面でリアのスタビが付いていると、もっと車体が大きく傾いてしまうことでしょう。(左リアタイヤのストローク量が変わるため)

こんな場面を想定して、スタビを外してみたわけです。

これからさらに乗り込んでみて、メリットデメリットを判断したいと思います。

 

 

 

▲たまに問い合わせを受けるので今更ながら解説させてもらいますね。

Xmrのインテーク(エンジンの吸気)はここになります。メーターの裏。

その上にあるピンク色のホース類はギアボックスやデフなどのブリーザーパイプになります。

とことん水が入りにくいように工夫してあるってことです。

 

 

 

▲こちらはCVT冷却用の吸気口です。こちらも防水の処理が完璧に施されていますね。

ATVの変速機はCVTを使っていて、悪路を走る時にはかなりの熱を発生します。

そうするとドライブベルトがスリップして発進がもたついたり、最悪の場合はベルトが切れて走行不能になったりします。

だからこの冷却装置はめちゃくちゃ重要なんです。

ここにもし水が入り込むとその場合もベルトがスリップして走れなくなります。

この位置にCTVのインテークがあるのはXmrだけなんです。

 

 

 

▲ちなみにCVT冷却の排気はこちら。ベルトの細かい削れカスもここから出てきます。

その先にさらに通路があって、最終的にマフラーの冷却にも使っています。

うーん無駄がなくて素晴らしい設計ですねw

 

 

 

▲これはエンジンのブローバイガスを再循環するラインの途中にあるエンジンオイルのキャッチ用ホースです。もしマシンが川や沼で転倒した場合でも、オイルを外部に流出させないような作りになっています。

 

 

 

なかなかマニアックな内容でしたが、ATVの購入を考えてる方はこういうのが好きかなと思い(偏見?)記事にしてみました。

 

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