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2019.10.29

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CAN-AMカンナム SSVサイドバイサイドビークル

 

 

今年の東京モーターショーにCan-Am MAVERICK X3 Xrs Turbo RRが展示されています!

 

これまで、日本ではずっと正規販売されずにいたCan-AmのSSV(サイドバイサイドビークル)ですが、今回初めて日本での実車の展示となりました。

 

 

 

 

まだ正式に販売すると決まった訳ではありません。

おそらく今回のお客さんの反応や市場のリサーチをして、今後販売するかどうかを判断するのだと思います。

 

 

 

 

そこで、みなさんに聞いてみたいんですが、

「これが正規販売スタートしたら買う」って人はどのくらいいるのでしょうか?

 

見ての通り、サイズはデカいので、今までのATVを運んでいたトレーラーでは運べません。

重量も約740kgぐらいあるのでトレーラーでは確実に牽引免許が必要になります。

 

ならばトラックで運ぶのが1番手っ取り早いですが、そのためだけにトラックを買うのもなかなか大変です。

 

 

 

 

あとは保管場所。

車1台分のスペースは必要ですよね。

 

それと、ナンバーの取得はできないので、公道走行は不可能です。

 

でも走る場所に関しては、TKKYで買ってもらえれば心配いりません。

いろいろ面白いフィールドへご案内するつもりです!

 

 

 

 

価格は本国で$19,000から$29,000の価格帯なので、日本での価格はそれなりの高額商品になると思います。

これらのハードルをクリアすればバッチリ楽しい休日を過ごせる事でしょう。

 

 

 

 

 

その他、作業用に特化したDEFENDERディフェンダーという車種もあり、そちらの方はスキー場とかリゾート向けに大活躍すること間違い無しなんですが、モーターショーでの展示はなかったです。

 

たぶん日本ではDEFENDERディフェンダーの方が圧倒的に台数が出るはずなんですけどね。

 

 

 

 

 

 

そんなSSV(サイドバイサイド)についてのTKKY的な考えを書いてみようかと思います。

 

最初にCAN-AMのSSVが登場したのはなんと2011年モデルから。

実はそんなに前から存在していたんです。

 

そして年々進化しながら車種も増えていき、今ではカタログを見てもラインアップの半分以上がSSVだし、次々とニューモデルが投入されるのもSSVばかりです。

 

アメリカやカナダ、ヨーロッパ、オーストラリアなど、BRP CAN-AMオフロードビークルの大多数が販売、流通している国々ではATVよりもSSVの方が多く売れています。

 

理由はやはり安全性の部分が大きいと思いますが、作業で使う場合の実用性も優れているからということもあるでしょう。

人数が乗れるとか、荷物を多く運べるとか。

 

その証拠に、全世界のSSVシェアの7割はユーティリティ用、つまり働くクルマとして活躍しているというデータもあるそうです。

 

 

 

 

もちろんスポーツモデルも魅力的。

写真で見ても、車体の本気の作り込みが伝わるかと思います。

 

ATVより体が守られてる安心感もあって、思い切った走りを楽しめそうですよね。

 

 

▼これはメディア向けの試乗会でしょうか。

すごい場所走ってますね、めっちゃ楽しそう。

 


▼こちらの映像は、スタイリッシュでめちゃくちゃカッコイイのでぜひご覧ください

https://www.facebook.com/CanAmOffRoad/videos/965440783823598/?t=1

 

 

can-amのATVとSSVはオフロードでの最高のパフォーマンスを目指して作られています。

 

 

それをどう活かすか?どう楽しむか?は売る人次第、買う人次第、アピールする人次第なんだと思います。

 

今回のモーターショーでも通りがかるほとんどの人は、「これで公道走れたら欲しいなー」とか、「ナンバーは取れるの?」と言っていました。

 

確かに、日本の現状では【公道を走れないから、台数が売れない】ということになるでしょう。

 

でも、ナンバーとか公道とかに依存しないマーケットを作っていかないと、この乗り物の本質とは

ズレていってしまいます。

 

もしナンバー取れて一時的に台数が売れたとしてもそれは続かないだろうし、本当に楽しいオフロード遊びの文化が育たないと思ってます。

 

 

つまり、日本でSSVを販売するための大きな課題は

 

どれだけ乗れる場所を用意できるか?

どれだけ楽しい遊び方を提案できるか?

どれだけSSVを仕事で有効活用できる企業へプレゼンできるか?

どれだけそれを実践して、広く発信できるか?

 

 

これらにかかっているのではないでしょうか。

ナンバーが取れるように改造するとかっていうのはなんか違うと思います。

そもそもBRPには3輪のSPYDERスパイダーやRYKERライカーといった、普通に公道を走れる商品はしっかりありますからね。

 

 

そして、これまでATVの販売やレンタルやお客さんとの遊びを経験してきて思うことは、

日本でもこれらのオフロードビークルの需要は必ずあるということです。

 

 

まだまだこれからですが、お客さんと一緒にこの素晴らしい乗り物の世界を盛り上げていきたいと思います!

 

 

ぜひ、東京モーターショーへ足を運んで実車を見てきて下さい!