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2023.02.15

  • SNOW MOBILE

2023 ski-doo SUMMIT NEO+ 600EFI

 

 

 

SUMMIT NEO+(サミットネオプラス)

 

Ski-doo 2023モデルでTKKY的に最も注目しているマシンです!

 

 

 

 

いったいどんなスノーモービルなのか?

 

詳しく解説していこうと思います。

 

 

 

先ずはスペックから

 

・プラットフォーム REV G4

・エンジン ROTAX 600EFI 55HP

・トラックサイズ  15/146/1.75インチ

・スキースタンス 34インチ

・セルスターター付き

・小柄なライダーでも乗りやすい車高の低い前後サスペンション

・乾燥重量 195kg

 

 

 

 

【気軽に乗れるスノーモービル】をテーマに新規開発され、

あえてパワーと価格を抑えたマシンSUMMIT NEO(サミットネオ)

 

エンジンは2ストロークの600EFIですが、出力を抑えた初心者に優しい特性になっています。

(通常85HPのところ、55HPに下げてある)

 

 

 

 

価格は¥1,306,800(税込)

G4シャーシのマシンでこの価格は激安です!

春に雪が固くなってきた時に仲間みんなでこのマシンに乗れば、ライダーの能力だけの勝負になるのでめちゃくちゃ面白そうです。

 

エンジンパワーが控えめで動き出しが滑らかなので、初めてスノーモービルに乗る人でも恐怖心なく楽しめると思います。

 

スキースタンスは34インチで、硬い雪でもトラバースがやりやすいです。

今後、日本のスノーモービルの裾野を広げるために絶対に必要なマシンなのは間違いありません。

 

 

 

 

▼34インチスキースタンス

マウンテンスノーモービルにとって重要な、マシンの傾きのコントロールが格段にやりやすい設計になっています。

 

 

 

 

▼ハンドル周り

高さの低いライザーなので小柄なライダーでも楽な姿勢で乗れるし、スノーモービル上級者であれば体を大きく動かせるためアグレッシブな乗り方にも対応できると思います。

(写真のブレーキレバーは社外品が取り付けてあります)

 

 

 

▼グリップ

上級モデルと同じく、外径の細いタイプが使われています。

もちろんグリップヒーター付き

 

 

 

 

▼スロットルレバー

手が小さいライダーでも持ちやすい形のレバーを採用。

スノーモービル初めての人にとってはこのスロットルの操作性は重要なので、とても良い設定ですね。

 

 

 

▼スピードメーター

必要十分な機能を持ったメーター

 

 

 

▼メインキーとセルスターター

キーはシンプルな物ですが、セルスターターは一瞬キーを回すだけで自動的にエンジンがかかるまでセルモーターが回る最新の機能を持っています。

これならスノーモービルに慣れていないライダーでも、エンジン始動時のストレスが無いので最高です!

 

 

 

▼テザースイッチも昔ながらのシンプル設計

 

 

 

▼ローシート

上級モデル並みにコンパクトなシートなので動きやすいです

 

 

 

▼ランニングボード(ステップ)

強度も十分で、決して安っぽくない作りです

 

 

 

 

▼リアサスペンション

これには驚きましたが、リアのトーションスプリングが片側しか付いていません

おそらく軽量化のためだと思いますが、実際に乗ってみても全く違和感は無くて、言われなければ片側だけのスプリングだとは気づかないと思います。

 

 

 

 

▼リアセンターのサスペンション

センターはショックアブソーバーは無しで、スプリングのみの作りになっていました。

ショックが無いのも、軽量化には役立っていますね。

 

 

 

▼トラック

15x146x1.75トラックは控えめなエンジンパワーにちょうどいいスペック

 

 

 

▼テールランプ

左右にあるのは反射板で、テールランプは真ん中の部分だけになります

(リアバンパーは純正アクセサリー)

 

 

 

▼サイレンサー

ノーマルでも2ストらしい良い音がしますが、社外品に変えればさらに気分よく乗れそうです

 

 

 

▼600EFIエンジン

E-TECとは違ってシンプルなインジェクションシステムなのでたまにプラグ交換が必要になると思います。

通常85HP出せるエンジンをあえて55HPに抑えてあるということは、それだけエンジンに余裕があるわけなので、長期間使った際にもエンジンの耐久性はかなり高いと思われますね。

 

 

 

▼CVTシステム

エンジンと同じく駆動系も、控えめなパワーに対して余裕があるはずなので壊れにくくて、ドライブベルトの寿命も長そうです。

 

 

 

 

▼割と深い新雪のコンディションで乗ってみましたが、意外と走る!

思いのほか動き出しのトルクが太くて、柔らかい雪でもしっかりとトラクションをかける走り方ができました。

 

 

 

 

ただし、やっぱり最高出力が低いのでいきなりスロットル全開にすると、雪をかくだけでなかなか前に進みませんww

 

でも、雪面へのグリップ感がわかる上級者なら上手く速度を乗せてからスロットルを開ける乗り方ができるので、このマシンに乗るとライダーのスキルがモロわかりしてしまいます!

 

次回は雪質がもっと硬くなってからいろんな地形で乗ってみたいと思います。

例年ならシーズン後半は寂しくなるんですが、セカンドマシンにSUMMIT NEOサミットネオがあれば雪が無くなるギリギリまで楽しめそうなのでワクワクします!