バックカントリースノーモービル入門 1 逆ハンドル

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初めてスノーモービルで新雪を走ると、ほとんどの人は思った方向へ進めません（汗

なぜかと言うと、基本的にスノーモービルはハンドルを切ってスキーの向きを変えて曲がる構造です。

だから当然曲がりたい方向にハンドルを切るんですが、困ったことに外側のスキーが柔らかい雪に埋まっていってしまうため、車体が曲がりたい方向とは反対へどんどん傾いていってしまうのです。

実はスノーモービルは、スキーの向いた方向に曲がろうとする力よりも、リアのトラック（キャタピラ）が傾いた方向へ進む力の方が強いんです。

写真を見ると、みんな曲がっていく方向とは逆方向へハンドルを切っていることに気がつくと思います。

つまり新雪でスノーモービルを自在に走らせるには、車体の傾きをコントロールできるかどうかにかかっているということです。

この原理がわかっていれば、比較的すぐに新雪を自由に走り回れるようになります。

そうなればもうスノーモービルの楽しさにハマってしまう可能性が大です！

冬が楽しみすぎて人生変わってしまう危険があるので気をつけてください（笑）

写真のように、新雪の平坦で広い雪原を自在に走り回るのはとても気持ち良いものです。

しかし、我々の走る場所はバックカントリーなので山の方へ進んでいくと様々な地形が現れて行く手を阻みます。

そうです、このように平坦な雪原を、どんなに雪が深くても、自由に走りまわれる事というのはバックカントリースノーモービルをする上で、最低限の技術だと言えます。

これができるようになって、初めてバックカントリーの入り口に立ったような感じですね。

まだまだ奥深いスノーモービルのスキルと実態をちょっとずつ解説していこうと思いますのでお楽しみに〜

今シーズンから、【TKKYスキルアップ練習会】というものを開催しますので、実際の練習をしたい方は是非ご参加くださいね！